壁① 実績の「見え方」が弱い
施工写真や事例はある。でも誰がどんな思いで手がけたのか、が伝わっていないケースが多い。「施工事例:○○リフォーム」というタイトルとBefore/After写真だけで、費用も工期も担当者の言葉もない。
問い合わせを検討する人は、まず「この会社に頼んで大丈夫か」を確認します。写真は「できる」を示しますが、「信頼できる」は人の言葉でしか伝わらない。実績の数ではなく、実績の密度が問われています。
費用感・工期・施主のコメント・担当者の一言。この4つを加えるだけで、同じ写真が別の説得力を持ちはじめます。
壁② 問い合わせへの「導線」が遠い
トップページから問い合わせフォームへたどり着くまで、クリックが多すぎる。スマートフォンで試すとさらに分かりにくい。「問い合わせはこちら」ボタンはあるのに、スクロールしないと見えない。
フォームの入力項目も、多いサイトは離脱率が高い。名前・連絡先・相談内容の3つから始める方が、完了率はずっと上がります。問い合わせしやすい設計になっているかどうかで、到達率は大きく変わります。
「相手の脳のリソースを使わせない」が基準
UIで考えるべきことは一つで、いかに相手に考えさせないかです。迷わせない、探させない、入力させすぎない。問い合わせフォームへの導線も、その視点で見直すと改善点が見つかります。
壁③ 「信頼の証明」がない
許認可番号の記載がない。お客様の声がない。スタッフの顔写真がない。更新が数年止まっている。どれか一つでもあると、見込み客は不安になります。
信頼は積み上げるものですが、最低限の証明がなければそもそも土俵に立てない。許認可番号・顔写真・口コミ。特別なコンテンツではありません。でもないと、検討から外れる。
診断が先、リニューアルは後
この3つを確認すると、大がかりなリニューアルなしに手を入れられる箇所が見つかります。事例に費用と声を追加する。フォームをシンプルにして固定CTAを置く。許認可番号とスタッフ紹介を加える。月1回の更新を始める。それだけで変わることは多い。
HPは「ある」だけでは機能しません。もし自分のサイトや関わっているサイトから問い合わせが来ていないなら、まず「情報・導線・信頼」の3軸で見直してみてください。技術や予算より先に、確認すべきことがあります。